噛み合わせを良くし、全身健康な生活を!
噛み合わせが悪いと、全身の姿勢が歪みます。
姿勢の歪みは、噛み合わせを歪ませます。
むし歯や歯列不正などの歯科疾患がある場合、噛みにくいところでは自然と噛まなくなるため、どうしても噛み癖が生じます。噛み癖のある側の歯がすり減ると、頭がわずかに傾くなど、重心の微妙な変化が生じてきます。
人間の体は、このバランス異常を正常に戻すため、一部の筋肉が常時緊張した状態になります。この筋肉の緊張が、肩こりや腰痛につながります。
噛み合わせの異常に関連して起こる様々な症状に、頭痛、肩こり、腰痛などの症状が現れる場合もあります。
さらに噛み癖が進行すると、口を開ける時などに、左右のあごの関節から「カクンカクン」という音がするようになり、口が大きく開かなくなる顎(がく)関節症を発症することになります。
食べ物は、左右均等に噛むように心がけてください。また、歯を食いしばることは極力避けてください。